【キャットフードの違い】キャットフードはドライフードがいい?それともウエットフード?

みなさん、こんにちは。

巷には数多くのキャットフードが販売されており、猫を飼っていらっしゃる飼い主さん達にとって、どのキャットフードを選んだらいいか、よくわかりませんよね。

愛猫が食べる毎日のご飯は、猫ちゃんにとって美味しくて健康でいられるキャットフードだといいですよね。

キャットフードには大きく分けて、ドライフードウエットフードの2つに分類する事ができます。

「え?ドライフードとウエットフードはどっちがいいの?」

今回はそんなお悩みにお答えする為に、キャットフードのドライフードとウエットフードの違い、おすすめのドライフードとウエットフードについてご紹介いたします。

記事の後半では、キャットフードの細かな種類、選び方、ついても解説していきますので、最後までお付き合いくださいね。

ドライフードとウエットフードの違い

猫ちゃんのご飯として、キャットフードは大きく分けてドライフードウエットフードの2つに分類する事ができます。
「ドライフード」という言葉はよく耳にするかと思いますが、ウエットフードはペット初心者の方にはあまり聞き馴染みがないかもしれません。
ドライフードは言葉の通り乾燥したご飯のことで、ウエットフードは缶詰などの水分が多く含まれているご飯の事を指します。
左がドライフード、右がウエットフードです。
ドライフードは所謂「カリカリ」と呼ばれるカリッとしたご飯で、含有水分量が10%以下のキャットフードの事をドライフードといいます。
ドライフードは飼い主さんにとっては嬉しい保存が効くご飯ですが、猫ちゃんの主食として取り入れたいおすすめのキャットフードでもあります。
ドライフードとは反対に含有水分量が10%以上のキャットフードは全てウエットフードになります。
ウエットフードはドライフードに比べて、形状や具材が多く入ったものなど、バリエーション豊富な事が特徴です。
ウエットフードはドライフードにまだ慣れていない子猫や、食欲が落ち気味の猫ちゃんにあげれば、食べやすく、また消化がしやすいというメリットがあります。

1日に必要な栄養素を摂取するために食べる必要のある量

猫ちゃんには人間と同じように健康でいる為に1日に必要な栄養素があるのですが、この栄養素を摂取するために食べる必要のあるご飯の量はキャットフードによって変わります。
例えば、ドライフードの場合であれば約70gのご飯で1日に必要な栄養素を摂取できるところ、
ウエットフードの場合は約270gのご飯を食べなければ1日に必要な栄養素を摂取できない、というデータがあります。
これは数字だけ見てもかなり大きな違いがあります。
仮にウエットフードだけでご飯をあげ続けようとしたら、猫ちゃんにドライフードの場合よりもはるかに多くのご飯を食べさせることになります。
これには必然的にお金もかかってしまいますし、猫ちゃんの健康面を加味してもあまりよろしくありません。
よって、ドライフードとウエットフードのどちらがいいか、は一概には言えず、どちらかだけではなく、それぞれをうまく活用して、ドライフードにウエットフードを混ぜるなどしてあげるとご飯のバリエーションも豊かになり、栄養もバランスよく摂る事ができます。
摂取量のポイント

・どちらかだけでなくバランス良く食べさせてあげる事が大事

・ウエットフードだけだと猫ちゃんの食費が高くなりがち

キャットフードの種類

巷には様々なキャットフードが販売されており、それぞれに特徴がございます。
キャットフードには、メインの主食になるもの、愛猫の嗜好性を高めてくれるもの、サプリメントのように栄養を補助してくれるものなどがありますので、基本的なキャットフードの種類についても解説していきます。

総合栄養食

スーパーや量販店などで購入することができるキャットフードには大きく2つに分ける事ができます。
それは 「総合栄養食」か「それ以外か」です。
この2つのうち、猫ちゃんの主食とするキャットフードは「総合栄養食」と記載のあるキャットフードを必ずあげましょう。
「総合栄養食」というのはその名の通り、必要な栄養素を総合的にまとめていますので、このキャットフードが愛猫の健康を作るといっても過言ではありません。

総合栄養食以外のキャットフード

「総合栄養食」と記載されていないキャットフード、おやつ、スナック、サプリメントなどは、上記の総合栄養食と合わせて与えてあげることで猫ちゃんの嗜好性を高めたり、栄養面でのサポートをしてくれます。
例えば、おやつには主にスナックタイプやペーストタイプのものがあり、猫ちゃんにとって嗜好性が高いことが特徴です。
これは人間にとっても同じ事が言えますが、猫にとっても、おやつは本来は必要のないものではあります。
毎日たくさんのおやつをあげてしまうと、肥満の原因になったり、栄養が偏ってしまうので注意が必要です。
たまに食べるおやつは美味しいですから、毎日の食事とは違った特別な時にあげましょう。
おやつをあげる量は、少なければ少ないほど猫ちゃんにとっては良いです。
(猫ちゃんが満足するかはどうかは別です笑)
トータルして多くても1日にあげるの食事の20%以内にとどめてあげると良いでしょう。

キャットフードの選び方

キャットフードの選び方には大きく分けて3つのポイントがあります。
それは、猫ちゃんの年齢・キャットフードの形状・キャットフードの効果です。
これから猫を飼うペット初心者の方にとってどんな基準でキャットフードを選んだらいいか分からないという方も、このポイントがわかっていれば、キャットフードを選ぶ時に役立つかと思います。

キャットフードは猫ちゃんの年齢によって選ぶ

キャットフードを選ぶ際にはキャットフードのパッケージをよく見る必要があります。
というのも、基本的には猫ちゃんの年齢に適したキャットフードが展開されており、キャットフードのパッケージには猫ちゃんの対象年齢が書いてある場合がほとんどです。
子猫用、成猫用、高齢猫用と分かれているのが一般的なキャットフードで、さらに細かく分けられているキャットフードもありますが、何か特別な理由(獣医からの指示)がなければ、猫ちゃんの年齢に適したキャットフードを選びましょう。

キャットフードの形状によって選ぶ

キャットフードを選ぶにあたって、キャットフードの形状も大事ポイントになります。
キャットフードの形と言われてもこれから猫を飼うペット初心者の方にはよくわかりませんよね。
キャットフードの形状というのは「ドライフード」なのか「ウエットフード」なのか、です。
猫ちゃんの主食である総合栄養食の場合であれば、キャットフードの形状はドライでもウエットでも良いですが、ドライフードの方が保存がききますし、猫ちゃんの歯に汚れが挟まりにくいので、何か特別な理由がなければ、メインはドライフードを選ぶと良いでしょう。
ただし、ドライフードだけをあげ過ぎてもいけません。
ドライフードには含まれている水分が少ないですから、ドライフードをあげる場合は水分を多く摂取させてあげなければなりませんので気をつけてくださいね。

キャットフードの効果によって選ぶ

キャットフードの効果もキャットフード選びにおいての重要なポイントです。
キャットフードには様々な効果別に作られているものがあるのです。
■ヘルシー・ダイエット用
大人になった猫、成猫や避妊去勢手術をした猫ちゃんは運動不足や食べ過ぎによる肥満になりやすいです。
人間でもダイエットをするのは苦労しますが、猫のダイエットはさらに難しいと言われています。
猫は自由な生き物ですし、1日の多くを寝て過ごすので難しいのです。
すでにぽっちゃり気味の猫ちゃんや家猫ちゃんにはカロリーが低いキャットフードを選んであげるとちょうど良いとされています。
最近では猫においても肥などによる生活習慣病が問題になっているので、飼い主さんがしっかりケアしてあげましょう。
逆に成長まっさかりの子猫ちゃんや食欲が少なくなってきた高齢猫ちゃんにはカロリー高めのキャットフードをあげるとバランスが取れますよ。
■胃を綺麗にする毛玉ケア用
キャットフードには「毛玉ケア」や「ヘアボールコントロール」と 書かれているキャットフードがあり、これらのキャットフードには、食物繊維が含まれています。
猫は毎日毛づくろいをしていますよね。
この時に猫ちゃんは自分の毛を飲み込んでしまっていることがあります。
多くの場合、この飲み込んでしまった毛は便と一緒に出ていくのですが、出しきれずに胃の中に毛が溜まってしまい吐いてしまう猫ちゃんもいるんです。
この食物繊維を含んだキャットフードには猫ちゃんが飲み込んだ毛が胃の中にたまりにくく、排出しやすい仕組みが施されています。
■尿路結石予防・サポート用
猫ちゃんにもなりやすい2つの病気があります。
猫の2大疾病といえば、「慢性腎臓病」と「猫下部尿路疾患(FLUTD)」です。
傾向としては若い猫ちゃんは猫下部尿路疾患(泌尿器系の病気)にかかりやすく、特発性の膀胱炎や尿路結石が問題になります。

おしっこののpHを弱酸性に保つことで、これらの病気を予防する機能を持ったフードが多く売られています。

市販のフードにもそれなりの効果は期待できますが、いちど発症してしまった猫ちゃんは動物病院で処方される「療法食」が必要な場合もありますので、かかりつけの獣医師の指示に従うようにしましょう。

キャットフードの種類については、こちらの記事でご紹介しています。

これから猫を飼うペット初心者の方にとっても役立つ内容ですので、気になる方は合わせてご覧くださいませ。

おすすめキャットフード

ここからは通販で買えるおすすめのキャットフードとしてドライフードとウエットフードの両方をご紹介いたします。

通販で購入するのは、実店舗で購入するよりもバリエーションが幅広く、また、まとめ買いをすることでトータル的にコストを抑えることができるのでこれから猫を飼うペット初心者の方にも大変おすすめです。

シシア ドライフード:ヘアボール リッチイン チキン

まずはじめにご紹介するおすすめキャットフードは、シシアのヘアボール リッチイン チキン。

こちらのキャットフードはドライフードで、総合栄養食ですので、猫ちゃんの主食として与えてあげる事ができます。

無添加・無着色 総合栄養食 成猫用キャットフード シシア ドライフード:ヘアボール リッチイン チキン 1.6㎏(400g×4)
おすすめ度 5.0
栄養 5.0
無添加 5.0
安全性 5.0
コスト 5.0
生産国 イタリア
目的 総合栄養食
タイプ ドライフード
効果 ヘアボール(胃をクリアにする・毛玉ケア用)
特徴 オーガニックにこだわったイタリア産
用途 成猫用
内容量 1.6kg(400g×4)
価格 ¥3,663円(税込)

ヘアボールというのはキャットフードの効果の事で、食物繊維が多く含まれており、猫ちゃんの胃の中をクリアに保つ事ができるキャットフードです。

毛玉を排除することが困難なロングヘアーの成猫の栄養要求を配慮するため、天然ビタミンやミネラルを配合しています。
高い脂肪と高い水溶性食物繊維の含有量で腸の運動をサポートしてくれるのです。

食物繊維を多く含んでいるので1日の給餌量はこのようになっています。

ちなみにこの目安量はドライフード単体のみであげる場合の量を指しており、あくまで目安なので猫ちゃんによって調整してあげると良いでしょう。

フレーバーがチキンなので猫ちゃんにもきっと美味しく食べてもらえるかと思います。

シシア ドライフード:キトン チキン

続いてご紹介するおすすめのキャットフードは、シシア ドライフード キトン チキン。

こちらもドライフードで、子猫用のキャットフードになります。

このキャットフードも総合栄養食ですので主食として与えてあげる事ができ、原材料の新鮮なお肉をフリーズドライ製法で調理しているので、高い栄養価と抜群の嗜好性を可能にしています。

おすすめ度 5.0
栄養 5.0
無添加 5.0
安全性 5.0
コスト 5.0
生産国 イタリア
目的 総合栄養食
タイプ ドライフード
特徴 オーガニックにこだわったイタリア産
用途 キトン(子猫用)
内容量 1.6kg(400g×4)
価格 ¥3,663円(税込)

キトン チキンはナチュラルな原材料にビタミンとミネラルを加えたキャットフードで、仔猫の栄養ニーズを満たし、健康を保つサポートをしてくれます。

そして低アレルゲンレシピ、無着色、無添加で、高消化性の優れたタンパク質(チキン)と、大変純度の高い脂質を配合しており、健康な腸内環境に配慮してFOS(フラクトオリゴ糖)、ビール酵母(ビタミンB群供給)、チコリパルプ、ユッカシジゲラなどのプレバイオティクス成分を配合しているのがポイントです。ビール酵母、オメガ3、オメガ6、ビオチンが、健康維持により免疫力を維持し、皮膚や被毛の健康の維持にも配慮しています。
そして、抗酸化作用を持つ芳香植物(ブドウ、シトラス、クローブ、ウコン、ローズマリー)のスペシャルブレンドは、天然の保存料の役目を果たします。

1日の給餌量はこのようになっています。

子猫用のキャットフードですので、大きな猫ちゃんのご飯をあげるとすればより多くの量が必要になるのがわかりますね。

シシア キャットシリーズ ゼリー&クッキングウォータータイプ:サーモン

次にご紹介するおすすめキャットフードは、シシアのウエットフードであるキャットフード、ゼリー&クッキングウォータータイプのサーモンです。

ウエットフードはドライフードと比べて消化しやすく、水分も摂りやすいのが特徴です。 また、ビタミンやミネラルを多く含んだ栄養価が高いのもウエットフードとされています。

無添加・無着色 成猫用キャットフード シシア:サーモン 85g
おすすめ度 5.0
栄養 5.0
無添加 5.0
安全性 5.0
コスト 4.5
生産国 イタリア
目的 一般食
タイプ ウエットフード
特徴 オーガニックにこだわったイタリア産
用途 成猫用
内容量 85g
価格 ¥319円(税込)

猫ちゃんのご飯の中でもトップクラスの人気を誇るサーモンは、強い抗酸化力のアスタキサンチンやDHA・EPAを持つ魚です。
そしてそのサーモンと共に配合されているのはライス、米です。

ライスはビタミンB1を含有し糖質の代謝を助ける効果もあります。
原材料としてビタミンEを含んでいますが、これには抗酸化効果があり、食物繊維は消化を促進します。

猫は毛づくろいをする際に、自分の毛を飲み込んでしまうことがあるのですが、そのほとんどは自力で排出することができます。

しかし、まれに排出しきれず、胃の中に毛が溜まってしまうことがあります。

そこで、食物繊維が含まれているご飯を食べることによって、飲み込んでしまった毛を排出しやすく、猫ちゃんの胃の中をクリアに保つ事ができるのです。

シシア キャットシリーズ ゼリー&クッキングウォータータイプ:ツナ

4つ目にご紹介するおすすめのキャットフードは、シシア キャットシリーズ ゼリー&クッキングウォータータイプのツナです。

こちらもウエットフードになっており、ドライフードよりも猫ちゃんにとって消化しやすく、水分も摂りやすいというポイントがあります。

その上、ビタミンやミネラルを多く含んだ栄養価の高い点もウエットフードのメリットとして見逃せません。

無添加・無着色 成猫用キャットフード シシア:ツナ 85g
おすすめ度 5.0
栄養 5.0
無添加 5.0
安全性 5.0
コスト 4.5
生産国 イタリア
目的 一般食
タイプ ウエットフード
特徴 オーガニックにこだわったイタリア産
用途 成猫用
内容量 85g
価格 ¥308円(税込)

ツナといえば、猫ちゃんを思い浮かべるくらいに密接な繋がりがありますよね。ツナにはビタミンやミネラルのほか、DHAやEPAといった健康に良いとされる不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
そして、心臓機能の健康維持・コレステロールの代謝促進・被毛の健康をサポートしてくれるので、美味しさに加えて、栄養面でも高い効果があるのは猫ちゃんにとっても嬉しいポイントですね。

キャットフードは高ければいい!ではない

もちろん高価なキャットフードには高価なだけの理由があります。
それは上質な素材を使っていたり、丁寧に加工していたり、と様々です。
ですが、ジャットフードとして、高額なものが絶対に猫の体に良いというわけではありません。
好き嫌いもありますし、猫ちゃんの体質に合う合わない、もあります。
まずはしばらくの間、試しにあげてみて、猫ちゃんの便や毛艶の経過をみてあげるといいでしょう。
自身にフィットした食事が1番健康に良いですから、それは猫ちゃんにも同じ事が言えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
キャットフードにも人間が食べる食事のように様々な種類、そして効果が期待できるものがありますので、どのキャットフードを選ぶかは重要なポイントなのです。
実店舗で買えるものもあれば、このように通販で買えるキャットフードもあって、キャットフードの選び方も猫ちゃんの年齢や体型、生活スタイルによっても異なりますので、猫ちゃんの健康の為にも良いキャットフード選びをしてあげましょう。
今回はシシアのキャットフードの中でもドライフードをご紹介しましたが、シシアのドライフードはウエットフードと一緒に食べることも推奨されています。
ウエットフードについても気になる方は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。

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