そこで今回は、キャットフードの種類、主食としておすすめのキャットフードについてご紹介いたします。
記事の後半では、猫を飼うペット初心者の方にとってもわかりやすいように、キャットフードの選び方などについても解説いたしますので、最後までお付き合いくださいね。
キャットフードの種類
巷には様々なキャットフードがありますが、それぞれに特徴がございます。
キャットフードには、メインの主食になるもの、愛猫の嗜好性を高めてくれるもの、サプリメントのように栄養を補助してくれるものなどがありますので、基本的なキャットフードの種類についても解説していきます。
総合栄養食
キャットフードの種類として欠かせないのが総合栄養食です。
この総合栄養食は猫ちゃんのご飯の中でも主食にあたるキャットフードです。
そもそもスーパーや量販店などで購入することができるキャットフードには大きく2つに分ける事ができます。
それは 「総合栄養食」か「それ以外か」です。
猫ちゃんの主食として食べさせてあげるキャットフードは「総合栄養食」と記載のあるキャットフードを必ずあげましょう。
「総合栄養食」というのはその名の通り、必要な栄養素を総合的にまとめたキャットフードですので、このキャットフードが愛猫の健康を作るといっても過言ではありません。
総合栄養食以外のキャットフード
「総合栄養食」と記載されていないキャットフード、一般食や副食、おやつなどは、上記の総合栄養食と合わせて食べさせてあげることで猫ちゃんの嗜好性を高めたり、栄養面でのサポートをしてくれます。
一般食と副食は総合栄養食に混ぜて与える“おかず”のようなキャットフードです。
これらは缶詰などに入っている場合が多いので、気付かないうちに主食にしていることもありますが、総合栄養食と一緒に食べさせてあげましょう。
キャットフードのパッケージに「おやつ」「スナック」「トリーツ」といった記載がされているので購入する際は良く見てから買うようにしましょう。
キャットフードの選び方
キャットフードの選び方には大きく分けて3つのポイントがあります。
それは、猫ちゃんの年齢・キャットフードの形状・キャットフードの効果です。
これから猫を飼うペット初心者の方にとってどんな基準でキャットフードを選んだらいいか分からないという方も、このポイントがわかっていれば、キャットフードを選ぶ時に役立つかと思います。
キャットフードは猫ちゃんの年齢によって選ぶ
キャットフードを選ぶ際にはキャットフードのパッケージをよく見る必要があります。
というのも、基本的には猫ちゃんの年齢に適したキャットフードが展開されており、キャットフードのパッケージには猫ちゃんの対象年齢が書いてある場合がほとんどです。
子猫用、成猫用、高齢猫用と分かれているのが一般的なキャットフードで、さらに細かく分けられているキャットフードもありますが、何か特別な理由(獣医からの指示)がなければ、猫ちゃんの年齢に適したキャットフードを選びましょう。
キャットフードの形状によって選ぶ
キャットフードを選ぶにあたって、キャットフードの形状も大事ポイントになります。
キャットフードの形と言われてもこれから猫を飼うペット初心者の方にはよくわかりませんよね。
キャットフードの形状というのは「ドライフード」なのか「ウエットフード」なのか、です。
猫ちゃんの主食である総合栄養食の場合であれば、キャットフードの形状はドライでもウエットでも良いですが、ドライフードの方が保存がききますし、猫ちゃんの歯に汚れが挟まりにくいので、何か特別な理由がなければ、メインはドライフードを選ぶと良いでしょう。
ただし、ドライフードだけをあげ過ぎてもいけません。
ドライフードには含まれている水分が少ないですから、ドライフードをあげる場合は水分を多く摂取させてあげなければなりませんので気をつけてくださいね。
キャットフードの効果によって選ぶ
キャットフードの効果もキャットフード選びにおいての重要なポイントです。
キャットフードには様々な効果別に作られているものがあるのです。
■ヘルシー・ダイエット用
大人になった猫、成猫や避妊去勢手術をした猫ちゃんは運動不足や食べ過ぎによる肥満になりやすいです。
人間でもダイエットをするのは苦労しますが、猫のダイエットはさらに難しいと言われています。
猫は自由な生き物ですし、1日の多くを寝て過ごすので難しいのです。
すでにぽっちゃり気味の猫ちゃんや家猫ちゃんにはカロリーが低いキャットフードを選んであげるとちょうど良いとされています。
最近では猫においても肥などによる生活習慣病が問題になっているので、飼い主さんがしっかりケアしてあげましょう。
逆に成長まっさかりの子猫ちゃんや食欲が少なくなってきた高齢猫ちゃんにはカロリー高めのキャットフードをあげるとバランスが取れますよ。
■胃を綺麗にする毛玉ケア用
キャットフードには「毛玉ケア」や「ヘアボールコントロール」と 書かれているキャットフードがあり、これらのキャットフードには、食物繊維が含まれています。
猫は毎日毛づくろいをしていますよね。
この時に猫ちゃんは自分の毛を飲み込んでしまっていることがあります。
多くの場合、この飲み込んでしまった毛は便と一緒に出ていくのですが、出しきれずに胃の中に毛が溜まってしまい吐いてしまう猫ちゃんもいるんです。
この食物繊維を含んだキャットフードには猫ちゃんが飲み込んだ毛が胃の中にたまりにくく、排出しやすい仕組みが施されています。
■尿路結石予防・サポート用
猫ちゃんにもなりやすい2つの病気があります。
猫の2大疾病といえば、「慢性腎臓病」と「猫下部尿路疾患(FLUTD)」です。
傾向としては若い猫ちゃんは猫下部尿路疾患(泌尿器系の病気)にかかりやすく、特発性の膀胱炎や尿路結石が問題になります。
おしっこののpHを弱酸性に保つことで、これらの病気を予防する機能を持ったフードが多く売られています。
市販のフードにもそれなりの効果は期待できますが、いちど発症してしまった猫ちゃんは動物病院で処方される「療法食」が必要な場合もありますので、かかりつけの獣医師の指示に従うようにしましょう。
キャットフードの種類については、こちらの記事でご紹介しています。
これから猫を飼うペット初心者の方にとっても役立つ内容ですので、気になる方は合わせてご覧くださいませ。
おすすめキャットフード
ここからは愛猫の主食におすすめのキャットフードをご紹介いたします。
通販で購入するのは、実店舗で購入するよりもバリエーションが幅広く、また、まとめ買いをすることでトータル的にコストを抑えることができるのでこれから猫を飼うペット初心者の方にも大変おすすめです。
シシア キャットドライフード:BIO オーガニック ステアライズド
まず最初に愛猫の主食におすすめのキャットフードは、シシアのドライフードであるステアライズドです。
こちらは成猫用の総合栄養食でございますので、猫ちゃんの主食として与える事ができます。
そしてシシアのBioはイタリア産です。欧州の厳しい「EU基準」をクリアし、 Bio(オーガニック)と認定された素材を贅沢に使用して作られたフードなので、品質は間違いなく上質で猫ちゃんにとっても嬉しいポイントです。
おすすめ度 |
5.0 |
栄養 |
5.0 |
無添加 |
5.0 |
安全性 |
5.0 |
コスト |
5.0 |
生産国 |
イタリア |
目的 |
総合栄養食 |
タイプ |
ドライフード |
効果 |
ステアライズド(ヘルシー・ダイエット用) |
特徴 |
オーガニックにこだわったイタリア産 |
用途 |
成猫用 |
内容量 |
1.6kg(400g×4) |
価格 |
¥4,752円(税込) |
このステアライズドは、ヘルシー・ダイエット用です。
猫ちゃんの食欲を満たして満腹感を持続させてくれるので、ぽっちゃり猫ちゃんや避妊・去勢を済ませた愛猫にぴったりなキャットフードです。
1日の給餌量もこのようにわかりやすく記載していますので、与えすぎることもありません。
シシアのドライフードは環境保護の一環とペットの健康を考え、95%以上を有機栽培で育てた原材料で仕上げたオーガニックペットフードとなっています。
主原料であるポートリーは有機飼料と放し飼いの環境で育った鳥類を使用しており、穀物は農薬、化学肥料を使用せず、有機肥料で作られた畑を使って育ったもの、その他リンゴ、クランベリー、パパイヤ、パイナップルもEUのオーガニック規定に沿った厳選素材を使っています。
土壌から製品まで全てがBio(オーガニック)の認定を受けておりますので、 安心して毎日のごはんの主食として愛猫ちゃんに食べさせてあげることができます。
シシア ドライフード:ヘアボール リッチイン チキン
続いてご紹介する愛猫の主食におすすめのキャットフードは、こちらもシシアのドライフードである、ヘアボール リッチイン チキンです。
こちらも前述のステアライズドと同じく、総合栄養食ですので、猫ちゃんの主食として与えてあげる事ができます。
おすすめ度 |
5.0 |
栄養 |
5.0 |
無添加 |
5.0 |
安全性 |
5.0 |
コスト |
5.0 |
生産国 |
イタリア |
目的 |
総合栄養食 |
タイプ |
ドライフード |
効果 |
ヘアボール(胃をクリアにする・毛玉ケア用) |
特徴 |
オーガニックにこだわったイタリア産 |
用途 |
成猫用 |
内容量 |
1.6kg(400g×4) |
価格 |
¥3,663円(税込) |
こちらはヘアボールタイプですので、食物繊維が多く含まれており、主食として猫ちゃんの胃の中をクリアに保つ事ができるキャットフードです。
毛玉を排除することが困難なロングヘアーの成猫の栄養要求を配慮するため、天然ビタミンやミネラルを配合しています。
高い脂肪と高い水溶性食物繊維の含有量で腸の運動をサポートしてくれるのです。
食物繊維を多く含んでいるので1日の給餌量はこのようになっています。
フレーバーがチキンなので猫ちゃんにも主食としてきっと美味しく食べてもらえるかと思います。
Nature’s Protection CAT :尿管サポート(1歳以上 400g)
続いてご紹介する愛猫の主食におすすめのキャットフードは、ネイチャーズプロテクションのドライフードである、Nature’s Protection CAT 尿管サポートです。
1歳以上のストルバイト尿路結石の予防が必要な猫ちゃん用の総合栄養食ですので、こちらも猫ちゃんの主食として与えてあげる事ができます。
おすすめ度 |
5.0 |
栄養 |
5.0 |
無添加 |
5.0 |
安全性 |
5.0 |
コスト |
5.0 |
生産国 |
イタリア |
目的 |
総合栄養食 |
タイプ |
ドライフード |
効果 |
尿路結石予防・サポート用 |
特徴 |
ストルバイト尿路結石予防の効果 |
用途 |
成猫用 |
内容量 |
400g |
価格 |
¥913円(税込) |
尿管結石猫ちゃんにとって大変大きな病気ですので、尿管結石予防に配慮して100%栄養バランスの取れた配合をしているので猫ちゃんの強い味方になってくれます。
加えて免疫力の向上をサポートしてくれるという効果もあります。猫ちゃんの健康を引き出す栄養素をたっぷり配合しているので、病気になりにくい元気な猫ちゃんになる手助けをしてくれるんです。
免疫力を高め、特別な配慮が必要な猫ちゃんには健康のサポートをしてあげましょう。
1日の給餌量はこのようになっています。
ちなみにこの目安量はドライフード単体のみであげる場合の量を指しており、あくまで目安なので猫ちゃんによって調整してあげると良いでしょう。
1日に必要な栄養素を摂取するために食べる必要のある量
それぞれのキャットフードによって1日に必要な栄養素を摂取するために食べる必要のある量が変わります。
例えば、ドライフードの場合であれば1日約70gのご飯で必要な栄養素を摂取できるところ、
ウエットフードの場合は1日に約270gのご飯を食べなければ必要な栄養素を摂取できない、というデータがあります。
仮にウエットフードだけでご飯をあげ続けようとしたら猫ちゃんに多くのご飯を食べさせることになりますし、必然的にお金もかかってしまいます。
よって、どちらかだけではなくそれぞれをうまく活用して、ドライフードにウエットフードを混ぜるなどしてあげると、ご飯のバリエーションも豊かになりますし、栄養もバランスよく摂る事ができます。
摂取量のポイント
・どちらかだけでなくバランス良く食べさせてあげる事が大事
・ウエットフードだけだと猫ちゃんの食費が高くなりがち
キャットフードは高ければいい!ではない
もちろん高価なキャットフードには高価なだけの理由があります。
それは上質な素材を使っていたり、丁寧に加工していたり、と様々です。
ですが、ジャットフードとして、高額なものが絶対に猫の体に良いというわけではありません。
好き嫌いもありますし、猫ちゃんの体質に合う合わない、もあります。
まずはしばらくの間、試しにあげてみて、猫ちゃんの便や毛艶の経過をみてあげるといいでしょう。
自身にフィットした食事が1番健康に良いですから、それは猫ちゃんにも同じ事が言えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
キャットフードには主食になる総合栄養食と、おかずになる一般食・副食、おやつなどがあります。
主食になる総合栄養食の中でも味や匂いは変わってくるので、猫ちゃんの年齢、生活スタイル、好みによって選んであげると良いキャットフード選びになります。
実店舗で買えるものもあれば、このように通販で買えるキャットフードもあります。
猫ちゃんの健康の為にも良いキャットフード選びをしてあげられるといいですね。
今回は主食としておすすめするキャットフードをご紹介しましたが、主食と合わせて食べさせてあげたい食いつきの良いおすすめのキャットフードについてはこちらの記事でご紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。
コメントを残す